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カナダeTAリソース

eTA参照番号と申請番号の違いは何ですか?

編集: 1月 04, 2024 | タグ: eTA参照番号、eTA申請番号

カナダeTA申請者は、eTA参照番号とeTA申請番号の違いに注意する必要があります。それぞれの番号はeTA申請の特定の処理段階に関連しています。この記事では、それぞれの番号の種類に関する情報を提供するとともに、2つの番号の違いや、eTA申請の処理段階とステータスに応じた使用方法について説明します。 eTA参照番号と申請番号の違いは何ですか? …

カナダにおける移民と労働市場への参加

編集: 5月 13, 2019 | タグ: カナダ移住, カナダeTA, カナダ労働許可証

はじめに 新しい調査によると、移民はカナダの労働市場への参加に実質的な改善をもたらしており、将来の成長に向けて最善の方法のひとつであるようだ。この研究は、カナダ会議評議会によって実施された。具体的には、2018年から2040年までの22年間、移民が労働市場成長の原動力となることを示している。 移民は「最良の道」となりうる カナダの労働力として十分な存在感を示していないグループを改善する努力と組み合わせることで、移民受け入れは、今後20年間、カナダが発展し続け、高い生活水準を享受できるようにするための「最良の道」であると言われている。この調査は「Can't Go It Alone:移民はカナダの成長戦略の鍵である」と題され、2018年から2040年までの労働市場について、いくつかの可能性を検討している。そして結論が導き出されている。 この22年間に、カナダではベビーブーム世代の920万人が定年退職を迎え、公的資金による社会サービスへの圧力が高まる。2040年には、人口の約25%が65歳以上になる。活発な労働力がなければ、経済成長は鈍化し、カナダは高齢者人口が必要とする医療に資金を供給する圧力にさらに直面する可能性がある。 2018年から2040年の間に、1,180万人の学生が学校や高等教育を卒業し、国の労働力と税収基盤に大きく貢献する。しかし、この間に労働市場から離脱すると予測される1,340万人を補うことはできない。 さまざまなシナリオ 本研究では、この労働市場の赤字を克服するために可能なシナリオを検討した: 最初のシナリオは、22年間カナダからの移民を受け入れないというものである。しかし、もうひとつのシナリオでは、移民を1%増やし、女性、先住民、障害者の労働参加を増やすというものである。さらに可能性のあるシナリオでは、カナダ移民を増加させることと、十分な経験を積んでいないグループを促進することを組み合わせることが、カナダにとって「最善の道」であると結論づけた。この場合、労働市場は590万人増加する。同国のGDPは2018年から2040年の間に1.9%成長すると予測される。 同調査は、この状況はカナダ経済に利益をもたらし、経済発展を促進すると指摘している。さらに、貧困の減少、社会的結束と包摂の改善といったメリットもある。移民に関しては、このシナリオは、複数年移民計画や、より一般的にはカナダ・ビザやカナダETA制度など、すでに実施されている前向きで先進的な計画を引き続き支援するものである。カナダ・ビザ、カナダETA、労働許可証の制度により、毎年、さまざまな目的を持った多くの人々がカナダを訪れることができる。 移民率1 仮に2030年までにカナダへの移民が年間人口の1%に達した場合、予測される労働市場の不足に対する「形成的な解決策」になるという。1%であれば、労働人口は370万人増加し、今後20年間の経済成長率の3分の1を占めることになる。 わずか1%の移民を受け入れた場合、カナダの労働人口は2040年までに2,330万人となり、2018年時点の1,980万人とは比較にならないという。移民を受け入れていないグループの参加が改善されれば、2040年までに労働人口が約220万人、経済規模が1,010億ドル増加し、カナダの労働力人口は2,550万人に増加する。 一定レベルの移民への依存 この調査から導き出される結論は、国内の失業者と不完全失業者のカテゴリーに重点を置くことは重要だが、これらのグループを再統合する戦略だけでは、長期的にカナダの労働市場の要求を満たすことはできないということである。 労働市場のニーズを満たすだけのカナダ人は、将来的にも十分には存在しない。したがって、カナダは労働力と経済成長の原動力を移民に頼らざるを得なくなる。 政府が打ち出した2019年から2021年までの移民受け入れ水準計画は、この人口動態の課題に対処するものである。これにより、カナダは3年目までに0.9%強の移民率を達成することになる。また、新規移民の受け入れは、近い将来、カナダの労働市場の成長に移民が貢献する一要素に過ぎないことを念頭に置くことが重要である。さらに、2018年から2040年の間に労働市場に加わる1,180万人の多くは移民の子供である。 つまり、移民の背景を持つ将来の世代を考慮すれば、将来の移民は真の配当を支払うことになる。最も重要な要素は、これらの将来世代が労働市場においてカナダ人となることである。彼らの力強い活躍は、カナダ経済の成長と繁栄に貢献するだろう。