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カナダ、2022年に30万人以上の新入国者を迎える

編集: 9月 27, 2022 | タグ: カナダ移住, カナダビザ

カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)が発表した統計によると、2022年までに30万人以上がカナダの永住権を取得した。この数字により、カナダは年末までに43万1,000人以上の永住者を獲得するという発表目標に手が届くことになる。2022年にカナダがこの移民目標を達成、あるいは上回ることができれば、過去最高の新入国者数となり、過去最高だった2021年をも上回ることになる。2022年の現在の移民総数でさえ、過去数年の移民総数を上回っているのである。 移民受け入れ目標の達成 この新たな数字は、カナダが移民受け入れ目標を着実に増加させてきた長いシリーズの最新のステップを反映したものである。2022年3月、カナダの2022年から2024年までの移民レベル計画が発表され、新規永住者43万1645人の目標が明記され、2024年まで合計が増加することになった。これは、自由党政権が過去に策定した移民レベル計画に沿ったもので、需要の高い分野の労働者だけでなく、留学生による移民を奨励することで、高スキル労働者の不足に対処しようとするものであった。目標数値は野心的なものであったが、特に2021年の成功と2020年の移民に対するCovid-19の影響との劇的な差を考慮すると、前年の目標達成は自信を深めるものであった。渡航制限、事務所閉鎖、その他の要因の結果、カナダは2020年に約18万4,000人の新入国者を迎えたに過ぎなかった。この低移民率により、カナダの人口増加率は過去100年以上で最低の水準に落ち込み、30万人以上の新規入国者を目標としていた年には、特に深刻な後退となった。 こうした挫折にもかかわらず、カナダの移民レベルは現在再び上昇している。これは、パンデミック(世界的大流行)による制限緩和の自然な結果でもあり、IRCCが永住権申請の処理方法を変更した結果でもある。以前は申請には面会予約が必要で、申請者と職員の両方をコヴィッド19から守るために中断せざるを得なかったが、現在では申請は完全にオンラインで処理される。さらにIRCCは、永住権申請の処理スピードを上げるため、1,250人の新規雇用を計画している。処理速度は以前からIRCCにとって懸念事項であったが、コビドによってさらに問題が悪化した。多くのIRCC職員がパンデミックから身を守るために一時帰休したため、IRCCの処理スピードはさらに遅くなった。…