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ストライキ交渉でサービス回復を約束

編集: 5月 05, 2023 | タグ: カナダ移住, カナダビザ手続き

多くの政府職員が約2週間にわたって職場を離れていたストライキが終結し、多くの移民サービスの遅れが解消される見込みとなった。5月1日付で、カナダ公共サービス同盟(PSAC)の組合員は職場に復帰し、15万人以上の組合員がピケットラインに向かった労働争議は終結する。 影響を受けるサービス PSACは連邦公共部門労働者の最大の労働組合であり、カナダで最大規模の組合の1つで、カナダの移民機関であるカナダ移民・難民・市民権省(IRCC)を含む、幅広い政府部門の労働者を代表している。PSACの23万人を超える組合員のうち約15万5,000人がストライキに参加し、IRCCおよびカナダ雇用・社会開発省(ESDC)などの関連部門内のさまざまなサービスが影響を受けた。IRCCは、ストライキによって市民権授与式、対面予約、申請手続きなどのサービスが遅延するとサービス利用者に警告した。影響を受ける他のカナダ移民サービスには、パスポート更新などの在外カナダ領事館でのサービスや、カナダ国内でのパスポートサービスが含まれる。情報法に基づく請求など、その他の行政業務も同様に遅延した。 ストライキによる遅延にもかかわらず、IRCCの一部のサービスは影響を受けていない。IRCCのオンライン・ポータルを通じてのカナダ滞在延長申請は、ストライキ期間中も可能でしたが、申請処理に通常より時間がかかった可能性があります。さらに、4月26日に行われた最新のエクスプレス・エントリーの抽選では、スタッフ不足による遅れはなく、IRCCは3,500人のカナダ永住権申請招待状(ITA)を発行した。 ストライキの発端 今回のストライキは、PSACが春に実施したストライキ投票に起因する。PSACと連邦政府との交渉が満足のいく合意に達しなかったため、カナダ移民労働者を含む組合員はストライキに賛成票を投じた。PSACと政府との意見の相違点の中には、賃金、解雇防止、ワーク・ライフ・バラン…