カナダeTAの利用規則は?

編集: 1月 04, 2024 | タグ カナダeTA規則, カナダ移民局

電子渡航認証(eTA)を使ってカナダに渡航する場合、ビザを取得するよりも合理的な手続きが可能ですが、この渡航書類に関連する特定の規則や制限を認識しておくことが極めて重要です。eTAで何ができ、何ができないかを知っておくことは、eTAの有効性を維持し、カナダでの滞在をトラブルなく過ごすための鍵となります。

What are the rules of using a Canada eTA?
カナダeTAのルールとは?

カナダeTAのルール

eTAを利用してカナダで就労することは許可されていません。

カナダeTA保持者は、カナダでの雇用に従事したり、カナダからの支払いを受けたりすることはできません。このルールに違反すると、国外退去処分を受けたり、eTAが失効したりする可能性があります。カナダで就労し、カナダの源泉から支払いを受けたい場合は、就労ビザを申請する必要があります。

eTAを利用してカナダで就学することは許可されていません。

カナダで学校に通いたい場合は、就学ビザを取得する必要があります。eTAで大学に通うことはできません。実際、フルタイムの学生としてカナダに入国するための適切な書類がなければ、おそらく教育機関は入学すら許可しないでしょう。

eTAで6ヶ月以上カナダに滞在する場合

eTAでカナダに滞在できるのは、1回につき6ヶ月までです。もしeTAを超過滞在しても、国境で入国審査官がパスポートのスタンプを確認することはありませんので、すぐに影響はないかもしれません。しかし、カナダに再入国しようとすると、カナダ国境警備局は前回のオーバーステイに気付きます。入国は許可されず、eTAは取り消されます。このように、eTAのオーバーステイは、次回以降の入国拒否やeTAの失効につながりますので、絶対にしないでください。

eTAでカナダ滞在を延長する

カナダ滞在中にeTAの延長を申請することは可能ですが、規定の期限内に申請する必要があります。

旅行者が知っておくべきカナダの法律

運転中の通話は禁止されています。

カナダを訪れる旅行者の多くは、運転中の通話が厳しく取り締まられる法律であることを知りません。ハンズフリーで携帯電話を使用することはできますが、運転中にGPSや携帯電話端末を操作することはできません。カナダで交通違反切符を切られたら、支払わなければなりません。少なくとも、カナダで再びレンタカーを借りることはできないでしょう。

健康保険に加入する

カナダには、国民だけが利用できる社会化された医療制度があります。たとえeTAで合法的に入国していても、医療施設に入って治療を受けることはできません。最悪の緊急事態を避けるためにも、カナダを訪れる前に国際医療保険に加入しておくことをお勧めします。

まとめ

カナダへの入国は、決められたルールに従うかどうかという条件付きです。もしこれらのルールに従わなければ、強制送還や、最悪の場合刑事責任を問われるなど、困難な状況に陥る可能性があります。違反内容によっては、将来カナダを訪れることも危うくなります。あなたのeTAステータスで何が許可されているのかをよく理解し、カナダ政府があなたに課している制限を尊重するようにしてください。